基本情報
1.通信社
Kabar National News Agency (キルギス国営通信社)
キルギスがソビエト連邦の一部であった1937年に、ソ連の報道機関の支部として設立された。キルギスが独立した1991年以降は、国民に国内外のニュースを提供する主要な情報源として、政府によって運営・管理される国営通信社となった。政府から助成を受けて運営されており、キルギス政府の公式な発表を国内外に伝える役割も担っている。
2.新聞社
キルギスがソビエト連邦の一部であった1958年に、ソ連共産党の地方機関紙として創刊された。当初はソ連のイデオロギーを広めるための役割を担っていたが、キルギス独立後も発行を続け、ロシア語話者にとって最も重要な情報源の一つとしての地位を確立した。現在は、特定の政治勢力に属さない独立した商業メディアとして運営されている。「ビシュケク(キルギスの首都)の夕刊」といった意味。
3.オンラインメディア
24.kg (トゥエンティー・フォー)
2006年にキルギスで設立されたオンラインメディアで、同国の政治的・社会的な変革期に、既存のメディアが報じない多様な視点や独立したニュースを提供することを目的として誕生し、現在では国内で最も広く読まれるニュースサイトの一つとなっている。広告収入によって運営されている。
Kloop (クループ)
2007年に若手ジャーナリストによって設立された、ジャーナリズムの非営利団体「Kloop(”クリック”と”ループ”を組み合わせた造語)」が運営するウェブサイト。調査報道や市民ジャーナリズムを通じて、腐敗や人権問題に焦点を当てることを目的としている。Kloopは、マスメディアが報じにくいテーマに深く切り込むことで、特に若者や活動家の間で高い評価を得ている。寄付や助成金によって運営されている。
4.放送局
KTRK (キルギス公共放送局)
1958年にソビエト連邦のテレビ・ラジオ放送委員会として設立された放送局(Kyrgyz Public Broadcasting Corporation)。キルギスが独立した1991年以降は、公共放送局としての地位を確立し、現在は政府によって助成・運営されている。政府から多くの援助を受けているが、法的には公共機関として独立している。
